富岳太鼓オーストラリア公演報告

秋のイベント真っ只中、仕事も太鼓もメチャクチャ忙しい最中、多くの方々に支えられて、10月2日(月)から16日(月)までの2週間、オーストラリアの3都市7会場において10回の演奏と3回のワークショップを開催してきました。暑さとハードスケジュールのなか、代表の私は 2キロも痩せて帰国しました。中には太ったメンバーもいたようですが・・・

今回のメンバーは職場に負担をかけぬように各セクションより1名ないし2名を選抜して7人でチームを構成しました。

代表責任者の私、山内(以下Y)、リーダーの大役に額から汗する、早野(以下H)、海外公演2度目で余裕?の五十嵐(以下T)、目の中に入れても痛くない愛娘をおいての公演にホームシック必至の田中(以下T)、クラスの子どもが心配な保育士、勝間田(以下K)、家においてきた2匹の犬が心配な保育士、渡邉(以下W)、大学の授業をサボって、いえいえ許可は取りました、参加の我が娘亜美(以下A)。

7月から休みを返上しての稽古と合宿を繰り返して、満を持してのオーストラリア殴りこみです。

【IDカードはデジカメの写真で??】 最初の訪問地は・・・、2日の夜、成田を出て機内泊。早朝ついたケアンズから、いつ落ちてもおかしくないようなプロペラ機に乗せられて着いたところがタウンズビルという街。その日の夕方にもう公演ですから・・・驚きです。時差がなくて助かった。

タウンズビルで無事2回目の公演を終え、夜の街へ繰り出したメンバー。PUBでビールを飲もうとしたら、店の前でセキュリティーのガタイのいいお兄さんに止められてしまいました。後で聞いた話によると、この街は青少年の非行防止のために、バーやパブの出入りにはID(身分証明)が必要なんだとか。

リーダーのHはホテルまでパスポートを取りに帰ろうと提案したが、とんでもないことをやりだした奴がいた。さっき終わった公演を撮ったデジカメをみせて、「ジャパニーズドラムプレーヤ」と叫んでいる。馬鹿だねそんなのがIDの代わりになるわけがない。あきれるTやTを尻目に必至にセキュリティーに食い下がるW。ほとんど日本語で。オーストラリア人はそんなに甘くない。と思った次の瞬間。Wのあまりのしつこさ(ビールが飲みたい一念)に呆れたセキュリティーの兄チャンが親指を立てて入れのポーズ。

スッげー!Wって 何者。でもラッキーにもビールにありつけたのは感謝です。「旅の恥はかき捨て」やってみるもんですね。

【キャッスルヒル クライム】 タウンズビルのジュピターホテルのラウンジバーで1回目の公演の打ち上げをしていたところ、市役所の女性の担当者が、「タウンズビルに来たら、この街のシンボル、キャッスルヒルに登らなくちゃだめよ。」と言ってきた。酔っ払った勢いでYは彼女と登る約束をした。「プロミス」そういい残して帰った彼女だったが、どうせ飲んだ席の約束、明日になれば忘れてるさ・・・。

2日後、彼女がホテルに迎えに来た。 結局、麓から頂上までかなり急な山道を1時間以上の登山をするはめになった。帰りは山頂までガイドさんがお迎えの車を差し向けてくれて助かった。当然翌日はケツの筋肉痛。

酔っ払って軽はずみなプロミスは慎みましょう。一緒に登ってくれたH、T、T太鼓連連盟のA氏ありがとう。キャッスルヒルから見た夕日は綺麗だった。登ってよかったよね。ね、みんな

 


【夢にまで見た楽園】  私、サーフィン歴30年。実は太鼓歴より長いです。そしてTとTもサーファー。一日休みが取れれば是非サーファーズパラダイスでサーフィーンをと企んでいた私たちでした。しかし全日程が出てショック!。第2の目的地はゴールドコーストではなく、そこから1時間以上内陸にはいったブリスベンではないですか。なんでそこまで行ってゴールドコーストに泊まらないの〜。サーファーズパラダイスでの波乗りは儚い夢と消えました。

でも観光でチラッと寄ったサーファーズPと、シドニーの有名なボンダイビーチはオンショアの風が強く、ジャンクなコンディション。なんか救われた感じです。これでオフショアで綺麗なラインナップ入ってたら、一生悔やまれますね。次来るときはボード担いでプライベートで来ます。そん時はヌーサとバーレーヘッズだね。

【舞台の真ん中に・・・】 ブリスベンの1公演を無難にこなし、最終目的地シドニーへ。まずは、シドニーで一番おいしいラーメン屋さん(一番星)に案内してもらって舌鼓。日本のラーメン屋よりよっぽどおいしかったです。でもラーメン屋に行ってまでカレーを食ってたのはインド人のHとWでした。

さてシドニーで最初の公演は国立シドニー大学での公演とワークショップ。会場についてびっくり!!。ナント舞台のど真ん中に横3メートル縦1メートルほどの講義台が、デーンと床に固定されているではありませんか。俺の居場所が、大太鼓の置く場所が、竜や宴の踊る場所がな〜い。学校側は何とかこここでというが、妥協して中途半端な事をやるなら止めた方がいい。協議の末ステージではなくエントランスホールで演奏会を開くこととなった。観客は絨毯の上に座って、正に演奏者とひざ突き合わせて、の和気藹々とした演奏会になりました。災い転じて福となす。ホット一安心。


【熱かったジャパンフェスティバル】 オーストラリア公演のラストはシドニーの街の中にある、タンバロンパークで日豪友好30周年を記念して開催された、ジャパンフェスティバルでの公演でした。当日は現地の日本人や地元のオージー含めて2万人が集まり祭りは大いに盛り上がりました。

我が富岳太鼓は開会式前の呼び込みの太鼓と、オープニング公演。そして夕方と3回の公演を行いました。天候に恵まれすぎてオープニング時は気温35度!。おまけにステージが黒のコンパネで熱い熱い。演奏者は焼き豚状態。女性メンバーのWとAは完全にバテてましたが、2週間の公演中、毎日りんごジュースを飲み続けたKはケロリとしていました。りんごパワー?ホント?2回めの公演は1回目の評判が良かったので、舞台監督さんが1曲多く演奏させてくれました。



【おまけ1】 やっぱり何かやってくれました。移動の途中で携帯電話をなくし、奥さんとも職場とも連絡が取れなくて落ち込んでいたT。せっかく「俺のは海外でも通じるぞ〜」って自慢してたのに、何の役にもたたなかったね。

【おまけ2】 公演中に誕生日を迎え、タウンズビルのイタリアレストランで、花火付きの巨大ティラミスでお祝いしてもらったT。それを横目で恨めしそうに眺めていた超甘党のHの目をカメラは捕らえていた。

【おまけ3】シドニーでワンピースを買おうか悩みに悩んで、何度も同じ店に足を運んでしつこく試着を繰り返したW。そんなWに早々見切りをつけたAと、それに毎回付き合わされたK。初めから「似合わないよ」って正直に言ってやれば無駄使いしないで済んだのに。

【おまけ4】タウンズビルのホテルでカードキーをなくした奴がいました。こういう奴って必ず一人はいますね。みんなにおいて行かれそうになってやんの。新しいのを作って貰って事なきをえましたが、ホントいい迷惑です。キーはスーツケースの裏から出てきました。ごめんなさい。私です。


〔7月30日(日)〕 第21回 富士山太鼓まつり

なかなか梅雨明けの声が聞かれず、不安一杯で迎えた富士山太鼓まつり。朝はくっきり富士山が顔を出していたのに、開会と同時に予想通りの霧。一人打ちコンテストが始まると小雨が降り始め、富岳太鼓が始まる時は本降りで結局中止。私、太鼓まつり始まって以来初めて 太鼓を打たず終わってしまいました。あ〜不完全燃焼。フィナーレの百人太鼓、新曲の『絆』は演奏したかった。残念。

今年の大太鼓一人打ちコンテストにはナント!全国から53人の応募がありました。名実共に日本一の大太鼓打ちを決めるコンテストになりましたね。前日の土曜日には予選会が行われ、富岳太鼓からは5人がエントリーして決勝進出を目指しました。結果は5人全員が20人の予選通過枠に入るという好成績を残し、決勝に期待をつなげてくれました。
決勝では田中大輔君が8位以内の入賞を果たしました。おめでとう。来年は富岳太鼓から史上4人目の優勝者を出そう!
来年の戦いは、既に今日から始まっています。

5人の雄姿はアルバムのページで見ることができます。

〔○○日(日)〕



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