富岳太鼓とは

富岳太鼓は、日本一の霊峰富士の麓、静岡県御殿場市に所在します。
設立のきっかけは1977年、社会福祉法人 富岳会の理事長山内令子が法人の施設を利用する知的障害者のセラピーとして、和太鼓に着目したことから始まりました。富岳太鼓は魂を揺さぶる「響き」、鼓動と同調する「リズム」、感情を全身で表現する「躍動」、共に打ち込む「喜び」など、打てば響く太鼓の持つ秘めたる可能性を、独自に開発した和太鼓療育プログラムに効果的に取り入れ、知的障害者のセラピーとして実践しています。そしてその効果は心身多面に表れ、今では障害者のリハビリ テーションや社会自立のトレーニングとしては勿論のこと、障害者の文化・芸術活動にまで広がりをみせ広く海外からも注目を集めています。
富岳太鼓の富岳とは、富士山の別名であり、その名の通り、演奏する曲のすべてが富士山にまつわる神話、民話、自然、まつりをテーマとしたものであり、富岳太鼓の代表山内強嗣の作曲によるオリジナルの創作太鼓です。